瀬戸内 開 blog 〜面白き事もなき世を面白く〜

小説家 瀬戸内開のブログ。「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」 文芸社より刊行。2016年4月、紀伊国屋・三省堂書店にて発売。

=山口県立徳山高校14期生同窓会=故郷の高校同期最終回の集いに参加して

 昨年、同期同窓会幹事から今年が最後の同窓会になるかもしれないといった案内状が届いた、昭和37年3月に卒業して以来かれこれ半世紀・50数年を数えてきたが、嘗て一度も参加して来なかった同窓会だ。そうか今回出席しなかったらもう昔の仲間とは合わず仕舞いで終わってしまうな、と思いつつも東京から1.000キロ・日程や旅費宿泊費等考えれば気が重くなり結局は無念ながら諦めざるを得なかった。

 処が今年初秋

      徳校14期の皆様へ =徳校14期同窓会の案内= 

平成28年10月22日 17時30分~ ホテルサンルート徳山                               山口県周南市築港8-33 ☎ 0834-32-2611

 なんて「最後の最後だといった脅迫めいた最終同窓会案内」が届き「うっひょう!」これは何てことだ、これでは何としても出ざるを得まいと覚悟を決め、万難を排して出席すべく通知書を返送した次第とは相成ったが、嬉しいことに主席幹事から思わぬサプライズ提案がなされ、今年4月出版の「オジン・クラーク救急医療現場を行く」を55冊・出席者全員に配布するので早急に送るようにとの指示手配が帰ってきた。

 「どっひゃ~!何て剛毅な主席幹事なんだ!!」とついつい有頂天、その場で舞い上がってしまった。出版はしたものの無名人の物書き本だ、そうそう買い手がつく訳もない代物だと覚悟は決めていたが、徳校同期のお仲間が10冊・10冊・20冊と出版社に注文を入れてくれて、この度は大口の55冊のオーダーだ!実に嬉しい限り、お仲間には唯々感謝・感激で合掌・東西南北の友に手を合わせ頭が下がるばかりの昨今だ。

 改めて徳校14期の皆・みんな有難う・ありがとう!心から御礼を申し上げます、ほんとうにほんとに有難うございます・合掌 

 平成28年10月22日午後4時半いよいよ大半が50数年ぶりのお仲間とのご対面とは相成ったが、同窓会場に入ってみて「ありゃりゃ~、あちゃー!分からん…」でちょっとばかり慌ててしまった。

 誰が誰やらほとんどの顔が予想外で思い出せず、動揺・狼狽えをかき消そうとよく知った何人かの顔に近づき、「おぅおぅ元気だったか・久しぶりだったなぁ!」と握手を交わしかわしして漸く落ち着きを取り戻すことが出来た。

 記念撮影や同窓総会式次第に沿った乾杯セレモニーなどが進行し、そのうちに何人もの昔の顔が思い出されてテ-ブルを渡り歩く毎に「おぅおぅ・やあやぁ」から個々別々の思い出話に花が咲いた。

 この同窓会で特筆すべきは東京の出版社【文芸社テレビ朝日系出版社)】から出版祝いの花輪が寄贈され、主任幹事の「池田信子さんによる格別な計らい」等により当方著作「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」が参加者全員に配布、尚且つ同書出版に至った案内までもが披露されて出席者全員からの賛辞が頂けたことであった。

 更にこの度は徳高14期同窓会最後の総会ということで東京・京都・兵庫・広島など県外から7名もの遠路参加者があり、会場が二段・三段と大きく盛り上がりを見せ最終回の大盛会を祝い合って散開した。

 何人かとの50数年ぶりの個々・別々の思い出話の極一部は別掲したが、幹事長の藤田・野球部の織田・クラス幹事野村・同高松さん・同小谷さんを始め東京から本庄さん・京都から中村・兵庫から森本や広島から角・そしてリターン組の岩本君などなどとは実に超久々な思い出話に大輪の花々が咲き誇り、あっという間の三時間が感激・感動・大満足のうちに過ぎていった。

 最終回のラストチャンスに唯々感謝・感謝である。

合 掌