瀬戸内 開 blog 〜面白き事もなき世を面白く〜

小説家 瀬戸内開のブログ。「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」 文芸社より刊行。2016年4月、紀伊国屋・三省堂書店にて発売。

子育て支援?ちょっと可笑しくない上から目線だよこの語句!

 子育て支援?何、此の字句!ちょつと驕り高ぶってない!

そもそも子育てに困ってる・悩んでいる・活きずまっているお母さんやご家庭に手を差し伸べるボランティアだよね・・・そこは慈愛だよね!違う・・・

「助けてあげる、手伝ってあげる」なんて目の前に誰かが言って出てきたら、「貧乏人だからか・母子家庭だからか…etcで馬鹿にしてんのか、帰れ!と苦しい胸の内を増々ちじこませてその身を苛ませることとになり、かえってそんな方々をハ方塞がりの淵に追い込み悲惨な行く末に導く結果となりはしないか?

 「役所が作った言葉」だからこんなもんかもしれないが、少なくともこの中身に携わる私達は、悩める母親・苦しんでいる母親・困惑している母親に対しては同じ立場・そのお母さん方そのものになって「気持ちを楽に・おおらかに・心配いりませんよ、子供さん、ちゃんと育ってますよ・成長してますよ!etc・・・」と【傍らに優しく寄り添う】存在でなければそのお母さん方の【悩みの根源解し】や【心の糧】にはなれないでしょう。「子育て支援=助けてあげてる・やってあげる」といった驕りの気持ち・傲慢が心の何処かに潜んでいたならば、何時かは悲惨な事件・事故に至ることにも繋がりかねません。

 私達は日頃積んできた「NPOゆったり~の研修や講習」の糧を実銭の場で実現して行くべく【お母さん方の傍らにそっと寄り添い・佇み、お母さん方の心を優しく揉み解して差し上げ」母・子の明るい明日に貢献致したい次第です。如何でしょうか・・・

瀬戸内 開