瀬戸内 開 blog 〜面白き事もなき世を面白く〜

小説家 瀬戸内開のブログ。「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」 文芸社より刊行。2016年4月、紀伊国屋・三省堂書店にて発売。

子達の見守りひろば・ミ☆マモcafe≪新宿区河田町UR都市機構1F≫

 実は ミ☆マモcafe の位置は東京のど真ん中、それも都心中の都心にあります。これってホント・うそ!? どっちでしょう・・・

 

 東京の都心と言えば皆さん方はすぐに あっ「あそこだ!」と有楽町・銀座辺りから東京駅周辺一帯を思い起こされることだろう。蛇足ながら副都心はと言えば新宿駅から東京都庁辺り一帯をさします。

 だがここの記述では上述の都心は東外れ・副都心は西はずれに位置します。

東京都と言えば一応中心地区の23区を俗世間的には考えます、昨今武蔵野市(吉祥寺駅)や三鷹市周辺の賑わいも注目はされていますが、ここら辺りはやはり都郊外の範疇と思われるようです(あくまで私の私的感覚ではありますが)。

一般的に東京とはやはり23区、なかんずく山手線内の千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京・豊島の各区並びに山手線外周の数区を誰もが思い起こし、46道府県の地方の人たちも一様に同じような認識だろうと思っています、東京駅・有楽町は勿論の事、上野・浅草を始め若者街の渋谷・原宿・新宿そして池袋・品川等々が所謂東京であって山手線の外側の区・周辺市などは東京の近くとか近郊と言い澱みます。

 さて、それではいよいよ「ウソかほんとか?」のクイズ、東京の真の都心・中心地論にそろそろ移りましょう。

 

 ここで皆さんには前段で述べたことから先ずは山手線の全体図を思い起こして頂きたい次第です、更に地図を出して下されば一目瞭然 の事柄ですからお付き合い方を宜しくお願い申します。

先ずは地図上の山手線全体図をご覧くださいませ。

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どうです山手線てこんな形まるで【みのむしのお化け】みたいな縦に細長い◇菱型状をしていますね、ではこの細長◇の山手線が一番南北に長い処と東西に一番膨れている地点を十の字で座標チェックをして戴きますとあれっれぇ、あっ~とここ何処!?ってことになりませんかな!

如何ですかな・・・ふっふっふ!どうですか、見えましたかな・・・?

見えましたよね・・・はい!見えた方、素晴らしいですね、貴方の目は超正常です!

そうなんです、そこに見えたのは【ミ☆マモcafe】と言う都心中の都心に咲く《ミ☆ママモーレとも呼ばれている楽園・菜の花畠》なのです。(住居表示は東京都新宿区河田町3番地UR1Fキィッズルームとなっています)どうでしょう、意外でしたねぇ~読者のあなた!そうなんです皆さん、実に此処こそが真の都心なんですよ。

都心従いまして此処・真の東京の中心からは、一般的にいう都心とか副都心とかは蕪村の句にあります『 菜の花や 月は東に 日は西に 』といった彼方の風景にしか映りません、もっともそれはそれでいとあでやかな付き添いの街々ではありますが。

 そしてこの楽園には心豊かな母・子の笑顔や会話が溢れ、時には爺ぃじや御坊様・ヨガ・整体師の先生方が母親達の心身をも労り、季節々々にはメダカやミツバチ・四葉のクローバー・蝉・かぶとむしetc達が菜の花畠に集い行き交います。

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 この地は十数年前までは 8チャンネル・フジテレビジョンの本社があった処で、現在のお台場に移転した後、今日では三十数階建てのUR都市機構住宅が近隣を睥睨するかのごとくに聳え立つといった景観です。

隣接地には東京女子医科大学・同大学病院があり、都営新宿線曙橋駅都営大江戸線若松河田駅がほぼ等距離に東西に位置し、日中の人通りや交通量も相当なものですが、曙橋駅からのフジテレビ下通り(旧名)は今日でも下町風情を保った情緒ある街並みが往来の人々と共に和やかに生きずいています。殊にこの頃は春風とともに沈丁花の香りが微かに通りを撫ぜ、行き交う人達の心もちをも癒してくれています。

 自然に囲まれた有数な公園緑地、東京23区内では最も高い山を擁する箱根山公園は徒歩10分足らずに位置し、四季折々の花々、特に桜の時節は人々の目線の位置に360度の桜が咲き誇り、隠れた名所中の名所で地域外の人には教えたくない宝ものです。

 また近隣の歴史遺産には直ぐ傍に児玉源太郎陸軍大将(日露戦争203高地を攻略し日本を戦勝に導いた功労者)の屋敷跡が、更に東京女子医大病院の北隣りには柳生但馬の守(徳川幕府草創期の功労家臣)の屋敷跡、また更には小説「ぼっちゃん・吾輩は猫である」の作家、夏目漱石ゆかりの夏目坂や大東亜戦争当時大本営が鎮座し小説家三島由紀夫が割腹死を遂げた地(現防衛省)などと知名度の高い史跡が散在します。

 また異色な建物が東京女子医大病院の東隣りにあります「韓国学校」です。異色と言う言い方が適切かどうかは分かりませんが、日々近隣・近郊から韓国の小中生徒達が多数通学して来、お母さん方の付き添い登校も相当数に上ります。

四谷3丁目(徒歩十数分)に「韓国大使館」があることからこの地域には富裕層と思われる韓国の人達が多数居住しており、現にUR住宅内の公園広場で遊ぶ子・母親達の90%は韓国語を話していますし、更にその人達の多くが「フジテレビ下通り」のことを堂々と≪韓国通り≫と称している模様です。

 この様な風景・史跡に周囲を囲まれた風情・情緒豊かな若松町・河田町・住吉町・薬王寺町・牛込柳町は南に靖国通り東に外苑西通りそして西北に大久保通りと《若松地区協デルタ地帯》を形成しており、その中央に位置する【ミ☆マモcafe・菜の花の楽園】は其処此処に見え隠れする「母・子が集う所謂一般的ひろば・居場所」とは全く異なり、そこに集う母親達個々が世俗に塗れの無い純粋・質素・おおらか・思いやりに溢れた人格の集まりで、他のそれ等とは格段に質・格・内容を異にした素晴らしい真の楽園、【本物の母・子の居場所】を醸成しています。

勿論、当然ながら【この本物の居場所】創りには本物の純な母親スタッフ数人が並々ならぬ努力を積み重ね、試行錯誤を繰り返した涙と苦渋の結果でした。

此処には【俗に言われる陰湿・オッカナイ・気になるママやママ友は怖いといった影すら】見当たりません。

【純なお子が純にスクスク育つ母・子の本物の居場所・ミ☆マモcafe】

 0~2歳までのお子様・お母様方はどなたでも出入自由です!毎週金曜日の午前10時~12時の間、門戸解放をしています(子達の見守りは皆で他ボランティアと)。如何ですか!一度お見えになってはとお勧めです。

ミマモカフェブログ 

 

 ミマモカフェのお花見にて

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