瀬戸内 開 blog 〜面白き事もなき世を面白く〜

小説家 瀬戸内開のブログ。「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」 文芸社より刊行。2016年4月、紀伊国屋・三省堂書店にて発売。

ダイバーシティ・ダイヤモンドユニットファミリーサポート講習会を終了して

 標記は聞きなれない題名であるが、「東京医科歯科大学・同病院、順天堂大学・同病院並びに(株)二ッピバイオマトリツクス研究所」に働く「女性医師・女性研究者」方の為の子育て支援講習会のことである。

 その内容は、乳幼児、保・幼稚園児、小学校低学年生を有して社会・企業で活躍している女性を後押し手助けしてゆくボランティア活動家の養成講座のことである。

 ファミリーサポート活動とは、一般的には社会進出の女性達が勤務・拘束時間中に子供たちのことを何ら心配することなく、仕事や研究に集中出来るようバックアップしていくことであり、具体的にはお母さん方が仕事の間中、【子供さん方のお預かり・見守り・塾や学童保育等への送迎etc】を責任を持って引き受ける事である。

 責任を持ってとは、正に【お預かりした子供さん方を事故・危険・怪我などから守り通し、尚且つ明るく健康的な寄り添いを果たして後、子供さん方を心・身ともに健全な状態で親御さん達にお引き渡しをするといったことである。

 ただ親御さん達との約束時間をお子達の傍に居続け、時間が来ればお返しするといった安易なお預かりは、決してファミリーサポート活動とは言い難い。

 社会で活躍しているお母さん方の「大切な【お子方のお命】をお預かりしている」、「他人様の【お子のお命】をお預かりしている」という緊張感を持ち続け、親御さんにお返しするその瞬間まで【お子達の平安な精神状態を保ったままでお命】を見守り続ける覚悟を持っての活動であると、この度の7日間の講習でしっかりと教え込まれた。

2月10日 13:00 開講式 平井伸英 東京医科歯科大学 準教授  

      14:30 「保育の心」 小俣みどり NPOピッコロ 理事長

2月17日  9:30 「心の発達と保育者のかかわり」 湯汲英史 (社団)発達協会 常務理事・早稲田大学非常勤講師・言語聴覚士精神保健福祉士

      13:30 「障がいのある子の預かりについて」 講師同上

2月19日  9:30 「子どもの遊び」 大森靖枝 劇団 風の子

      13:30 「子どもの暮らしとケア」 小俣みどり

      16:00 東京医科歯科大学 学内保育所見学

2月23日 10:00 「身体の発達と病気」 森丘千夏子 東京医科歯科大学大学院 発生発達病態学・小児科医

      13:00 「小児看護の基礎知識」 吉野 純 杏林大学保健学部看護学看護学専攻 小児看護学 准教授

2月26日 13:30 「普通救命講習」 末松好夫 救急救命士 本郷消防署・東京防災救急協会

3月 1日  9:30 「事故と安全」 小俣みどり

      13:00 「子どもの栄養と食生活」 吉田朋子 管理栄養士 NPOワーカーズ・コレクティブ ちろりん村 

3月 4日 13:00 「保育サービスを提供するために」 小俣みどり

      15:40 修了式・終了証授与 有馬牧子 東京医科歯科大学 学生支援・保健管理機構 学生・女性支援センター 男女協働・キャリア支援部 助教 医学博士

DDユニットファミリーサポート 電話 03・5803・4173        〒113-8510文京区湯島1-5-45東京医科歯科大学DDユニット事業推進室