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瀬戸内 開 blog 〜面白き事もなき世を面白く〜

小説家 瀬戸内開のブログ。「新米オジン・クラーク救急医療現場を行く」 文芸社より刊行。2016年4月、紀伊国屋・三省堂書店にて発売。

ペン・ネーム【瀬戸内 開】の名ずけ

 この名は私が生まれた「ふるさと」が瀬戸内海に面した風光明美な街であったという単純な理由から名ずけただけである。とは言えペン・ネームということから「瀬戸内 海」では無策と考え、「海」を【開】とした。だが、何故この【開】を選んだのかについて或るは思い入れがあった。読者の方はご存じよりと思われるが、「開高 健」という小説家がいて若くしてこの世を去ったが、ご近所の博識の奥方さんから以前「瀬戸内さんって開高 健さんにそっくり!」、と言われた事が頭の片隅に残っていて様々な“かい”読みの漢字から【開高 健」の頭文字【開】を選択した。私は当時「開高 健」の小説は既に何冊か読んでいて氏の顔も知っていたが、私自身は氏と似ているとは全く思ってもいなかった。氏は「釣りが好き」だったようで小説の随所に釣りのイラストを入れていたから、その奥方が「開高 健」の姿に釣り好きの私をすり合わせただけなのだろう。彼の奥方宅にも大漁に釣れた釣果を何度かおすそ分けした経緯があった。

「開高 健」の小説は健全で私は割と好きであったから何冊かは読んでいた。その上、氏に似ていると遥か昔に言われたその記憶が頭の何処かに蓄積されていて「ふと思い出し」、【瀬戸内 開:せとうち かい】とした、語呂も響きも良く気に入った次第である。